〆の雑炊まで、手を抜かない理由
最後の一口にこそ、本当のおもてなしが宿る
てっちりの鍋を囲み、ふぐの旨味がじんわりと溶け出したスープが器の底に静かに残るころ。そのひとときが、当店にとっていちばん大切な瞬間のひとつです。〆の雑炊は、食事の「おまけ」ではなく、玄品が全力でお届けする最後の料理として、素材のひとつひとつにこだわり抜いています。
ふぐの旨味が、お米にぜんぶ溶け込んでいく
当店の雑炊(780円)に使うお米は、北海道生まれの銘柄米「ゆめぴりか」。粒がふっくらとして、やさしい甘みとなめらかな口当たりが自慢のお米です。そこへ、ミネラルをたっぷり含んだ当店独自の「蘇生塩」でととのえたスープを注ぎ、厳選した上質な卵でとじていく。てっちりで育まれたとらふぐの深い旨味が、ひと粒ひと粒にしみわたるその感覚は、一度味わうと忘れられないものがあります。はじめてふぐ料理を囲む方も、もう何度も来てくださっているご常連の方も、みなさん最後はこの雑炊をすくうたびに「ああ、来てよかった」とつぶやいてくださいます。そんな顔を見るたびに、私たちは素材へのこだわりを守り続けてきてよかったと、静かに感じています。
雑炊をより美味しくいただくための、三つのこと
- スタッフがお作りします:雑炊は当店のスタッフが火加減を見ながら丁寧に仕上げます。お客様にはゆったりとくつろいでいただいたまま、最高の状態でご提供しますのでご安心を。
- スープは残さず使いきる:てっちりのあとに残るスープそのものが、すでに極上の出汁。ふぐの旨味がたっぷり出ていますので、雑炊のベースとしてすべていただくのが一番の贅沢です。
- コースでもたっぷり楽しめます:雑炊は単品でも780円でご注文いただけますが、玄コース(5,300円)をはじめとするすべてのコースにも含まれています。はじめての方にはコースがおすすめです。
鍋の最初のひと口から、雑炊の最後のひと匙まで。当店ではその流れ全体を「一つの料理」として考えています。だからこそ、〆の雑炊にも手を抜く理由がないのです。
よくあるご質問
- 雑炊だけを単品で注文することはできますか?
- はい、雑炊は780円の単品メニューとしてご注文いただけます。ただ、当店としては、てっちりで育てたスープを使った雑炊がもっとも美味しいと感じています。できれば鍋とともにお楽しみいただくと、その違いをきっと実感していただけると思いますよ。
とらふぐ料理 玄品のこだわり / お手伝いできること
当店の名に込めた「玄」の字には、ものごとの根っこにある深みへ真摯に向き合うという意味があります。最後の一杯まで妥協しないのは、その精神がそのまま形になったもの。特別な日のごちそうとしてはもちろん、「今夜は少しだけいいものを食べたい」というふとした日にも、気兼ねなく足を運んでいただける場所でありたいと思っています。
はじめてのお客様も、いつものお客様も、みなさまのことをスタッフ一同、心からお待ちしています。ぜひ一度、あの雑炊の最後の一口を体験しにいらしてください。



